Q&A-No.3_OEM契約書におけるノウハウ保護を目的とした秘密保持条項

Q.OEM契約書においてノウハウ保護を目的として秘密保持条項が重要になるとのことですが、その理由は何ですか?


A.ノウハウが法的に保護されるには、不正競争防止法上の「営業秘密」に該当する必要があり、同法の保護を享受するには、その要件の一つとして、ノウハウが「秘密として管理されている」ことが求められることによります。

そのため、ノウハウの開示を受ける相手方に対し、秘密保持義務を課すことにより、ノウハウを公然と知りうる状態に置かないようにします。